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2022.02.04

【スタンダードプラン】納車整備内容紹介

OZ-Garage(オズガレージ)の宮澤です。
今回は納車整備プラン「スタンダード」の整備内容をご紹介していきます。

スタンダードプランは、法定24か月点検の項目を点検、修正するプランです。
その中で抜粋した点検内容をご紹介していきます。

今回整備を行うのは、ハーレーダビッドソン 2019年式「XL883N アイアン」です。


まずはバッテリー電圧を点検します。
ハーレーの場合多くの車種がシート下にバッテリーが収納されておりますので、交換の手間もなく、整備経験のない方でも簡単に交換が行える仕様になっております。
写真のように電圧テスターをあて、バッテリーの電圧を図っていきます。通常12.5以上あれば問題ないですが、こちらは11.9と低いため充電が必要でした。


次にエアフィルターを点検していきます。
見る限り過度な汚れ、目詰まりは起こしておりませんでしたが、念のためエアを吹いて汚れを除去しておきます。


続いてプラグの状態の確認です。
写真で見てもわかる通り、プラグの先が真っ黒になっております。これでは点火もされないため、しっかり交換いたします。


ホイールベアリングを前後確認していきます。
タイヤが浮くように片側をパンタグラフジャッキで上げ、タイヤを回転または前後に揺らしガタがないか確認していきます。少しでもガタ、ぐらつきがあった場合は交換します。


エンジンオイル、オイルエレメント、トランスルーブオイルを交換していきます。
スポーツスターの場合、「プライマリーオイル」と「ミッションオイル」を兼用している「トランスルーブオイル」があります。
エンジンオイル同様、走ればもちろん汚くなりますので、3,000kmを目安にした交換をお勧めしております。


最後に各部増し締め、車両の拭き上げをしていきます。
どの箇所も緩んでいれば命に関わる事故に繋がる可能性がある箇所ばかりですので、この作業は念入りにしっかり確認、増し締めを行っていきます。車両の拭き上げを行いつつ、増し締めした箇所を何度も確認していきます。

以上で整備は終了です。
スタンダードプランはツインカムエンジン後期や、ミルウォーキーエイトエンジンなど、高年式のハーレーにおすすめのプランになります。
今回ご紹介できなかった整備も多数ありますので、整備内容の詳細はこちらをご覧ください。

オズガレージでは遠方の方でも安心してお買い求めできるよう、車両の年式に合わせて最適な整備プランをご用意しております。
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